2008年11月 1日 (土)

復活したkitLS3/5A

今日帰宅後、キット屋HPを見てみると店主日記には、kitLS3/5A復活の文字が。本家RogersLS3/5が復活した今、一旦身を引いたはずのkitLS。限定生産とはいえ、良く復活できたなあと感心します。大手メーカには真似の出来ない意思決定の早さ、動きの早さを感じ、羨ましい限りです。

ところでこのkitLS、ヘタクソなセッティングでは全く相手にしてくれません。なんせこのSPは、直線的に音が飛んでくるのではなく、空間に音を染み込ませるような広がりを特長としたSPであり、左右のユニット間隔が狭すぎたり、耳の位置より下過ぎたり、壁にくっつけすぎたりしてはいけないのです。
拙宅では、ユニット間隔は1.7m、ツイータの高さは床から1.2m、壁からは30cm離してます。
それから、リスニングポジションからの距離でスピーカの打ち振り角度を調整しますが、打ち振りは深めにした方が音像がはっきりします。但し、角度を深くしすぎると音が引っ込んでしまうので、ユニット間隔を広めにとった効果がなくなります。この辺は耳で聴きながら調整するしかないかと思います。

現在アンプは、7581A-ULPP。これを低域用、PCL86全段差動PPを高域用にしてバイアンプでの音の違いを試して見ようかと思います。

明日から3連休。明日土曜日だけは仕事を休むことにしました。休みなしに仕事しても身体がついていきません。休むのも仕事と思って、ゆっくりします。

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2008年7月14日 (月)

週末は晴れたのに

まるで梅雨明けか、と思わせるような晴天となった週末。土曜日はゆっくりと家族と過し休息の日とすることができました。リビングの窓を開け放つとさわやかな風が入ってきて気持ちのいい朝。

朝飯の後リビングの丸テーブルがかなり汚れてきたので古いニスを落として塗りなおすことにしました。
ニスが相当厚塗りでしかも黒く汚れてねっとりとしており、サンドペーパーを掛けてもニスのカスが韓国垢すりのようになります。汗ダクになって3時間懸命にスクレーパでニス落としして漸くサンドペーパーが薄くなった表面のニスを削り始めました。こうなると下地の木が出てくるまでもう少し。表面もかなりピカピカ、ツルツルしてきて新品のテーブルのような表面になってきました。今週はこの程度にしておいて、また暇があったら続きをやることにします。

ところで、SEAS 2wayスピーカーを取り敢えず組み立てて1週間になりますが、音のほうは少しずつ変化しているような気がします。輪郭がぼやけ気味で締りの無い低域が少し輪郭が見えるようになってきました。もうちょっとかなという感じですが、もうちょっと落ち着くまでこのまま鳴らしてみます。

それから、先日キット屋の店主日記でkit LS3/5Aが生産中止の発表がされてから即完売となったようです。本家ROGERSがLS3/5Aを復刻したことが理由だそうです。本家はMJ8月号にも取り上げられていますが、なんと価格はペアで399,000円というから驚きです。一桁安いkitLSの完売も当然ではないでしょうか。

最近はキット物が多くなったような気がします。MJも特集していますがそれにしても、「キット製作は手軽で楽しいものです」といっておきながら、「ダンピングファクターの低いアンプにはスピーカのインピーダンス補正回路入れる事をお勧めします。但し必ず測定して下さい」などと矛盾したような言い方をしているところが、こいつ分かってないなと感じます。

日曜日も晴れたのに、仕事。この調子だと夏休みも取れるかどうか。

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2008年4月29日 (火)

Kind Of Blue

4月26日土曜日よりGWが始まりました。暫くは、仕事の疲れを取り除きつつ精神的にも家族と出かけたり子供と遊んだりして仕事頭のアク抜きをしようと思います。
ほんと仕事では孤軍奮闘で追い詰められていたので、GWの後半は仕事することにして何とか建て直しを図りたいと思っています。しかしまあ、ストレスとプレッシャーの掛かった精神状態で休みに入って正常な休暇気分になるまで2日間も掛かってしまいました。夜は疲れていても熟睡できないし、昼間は昼間で風邪気味でぼうっとして眠いし、体のだるさが抜けませんでした。今日、子供と公園の芝生で小一時間サッカーボールを蹴って遊んだことでようやく頭がスッキリとしてきました。

もうひとつ、午前中にひとりで留守番をしている2時間ほどの間に、いつもより大き目の音量でCDを聞くことが出来たこともストレス解消を齎してくれました。
イマイチだと思っていたkit LS3/5Aもセッティングを変えてだいぶ良くなったということで、このスピーカーの特徴を探るべく、いろいろとCDを掛けて見ました。

最初はLSの得意なクラシック、ウィンナー・モーツアルト・アンサンブルの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ですが、楽器の位置が良く分かるし空気間を感じるしっとりとした音がします。刺激の少ない艶のある音が特徴でいつまでも疲れずに聴いていられる感じです。

次に、アイネ・クライネとは正反対とも言えるマイルス・デイビスの「Kind Of Blue」を掛けます。1曲目「So What」の出だし、テーマからマイルスのソロが始まるところで「ジャーン」と一発Jimmy Cobbのシンバルが入りますが、この部分がなんともショボイ音。この部分で鳥肌が立つかどうかでジャズに合う合わないを判断できると言って過言ではないと思うのですが、ことLSに関してはそこまで要求するのは可愛そうでした。

Miles_davis_kind_of_blue それはそうと、「Kind Of Blue」は以前からCDを持っていましたが、モードはクール過ぎるし大したことないのではと勝手に敬遠していまし。しかし、ここ最近改めて聴いて見ると、なんとも凄みのある密度の濃い演奏で音と音の合間にも命を削るような集中力と緊張感が漂っています。
スピーカをkit LS3/5AからDENON SC-7.5に変えて「So What」。先ほどの鳥肌部分、ホーンツイータから切り裂くようなシンバルの音が響き渡ると本当に鳥肌が立ちます。

マイルスに関しては、レッド・ガーランド、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズとのセッション物を中心に聴いていましたが、それ以外についても敬遠しないでもう少し聴いて見ようかと思ってます。

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2008年4月23日 (水)

kit LS3/5Aの音~その後~

自作スピーカ構想は、SEASの2Wayで行くことにして今月初めにユニットを購入してからエンクロージャの設計とネットワークの設計をやっていました。

UNIT
 WF:SEAS CA18RNX/H1215
 TW:SEAS 22TAF/G/H1283

エンクロージャ
 H1215sped

約14Lのバスレフ箱。

H1215

N/W
  簡易な6dB/octで、凡そ2.5~2.8KHzのクロスです。クロスオーバ周波数は後でコンデンサの容量を変えたりして調整予定。

スピーカの設計はアンプのように定数をきちっと決定してから製作して、調整はB電圧とNFB位でお終いということがなく、かなり変動要素が大きいものだなと感じます。最後は音次第、特性を測定するための機材もなく、ほとんど耳頼りで試行錯誤する世界、ましてやユニットやエンクロージャのエージングにも時間が掛かるので音を仕上げるというか追い込むのにはかなりな時間が掛かってくると予想されます。まあ、そういうところにクラフトの楽しさがあるということでしょうが。

ところで、リビングのレイアウトを若干見直して現在のスピーカの位置を変更しました。
20畳ほどのリビングダイニングのコーナに1.1mぐらいの間隔でKit LS3/5Aを置いていたのを、壁沿いに2本のスピーカの距離を1.7mまで離してみたところ、かなり良くなりました。
今まで、コーナに寄せすぎて詰まり気味の音だったのが、今度は 壁からも30cm以上開けて後方の空間を作り、正三角形の頂点をリスニングポイントとして、スピーカを頂点に向くように内振りにしみると、音像、定位、輪郭が明瞭になり非常に緻密で艶のある音が出てくれました。

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2007年10月12日 (金)

ナヤマシイkit LS3/5A その3

サンバレー「ザ・キット屋」のスピーカーKit LS3/5Aのセッティングを色々と試しながらも、どうしても高域の物足り無さ、歯切れの悪さと暗さを感じていたところにキット屋の大橋さんが日記でLSのツイータレベルを調整することでセッティングの難しさを改善できる可能性があると書かれていました。ツイータに直列挿入された12Ωパラで6Ωの抵抗を8Ωパラ(4Ω)にすることで+2dB、4Ωパラ(2Ω)で+4dBの高域上昇となるとの事です。

やはりLSユーザの多くが同じようなナヤマシイ状況に直面してしたようです。
先週末の真空管オーディオフェアに出かけて、大橋さんにその件で直接話を伺って変更の仕方を確認し、挿入抵抗は金皮か酸金の5W以上のパラ、無ければ3Wの4本パラで合成抵抗を合わせること、セメント抵抗はダメ、というお話。
その日帰りに5W8.2Ωの酸金抵抗(KOA)買って帰ったので、早速それを実行してみました。

結果は上々で、明らかに高域のニュアンスが良くなり、全体にしっとりとした雰囲気は崩さずに高域が少し明るくなりました。まだ、長年愛用のDENON SC-7.5に比べるとオトナシイですが、これでほとんどナヤマシサは解消できたようなものです。

Quiet_kenny_2 quiet kenny - Kenny Dorham を掛けてみます。アンプはLSと相性の良いSV-9Tだけでなく、7581A-PPアンプにしても、PCL86全段差動PPアンプにしても、1曲目「蓮の花」の出だし、アート・テイラーのシンバルが響きます。この部分で直ぐにシンバルの質感がぐっと良くなり、高域のニュアンスが出てきたと分かりました。

続いてケニーのトランペット、湿り気のある、まさに静かなるケニーの叙情豊かなトーン。
静かな秋の夜に静かに聴きたい銘アルバム。結局、最後のマック・ザ・ナイフまで聴き込んでしましました。

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2007年6月10日 (日)

ナヤマシイkit LS3/5A その2

週末は仕事が入ってしまい、じっくりとkit LS3/5Aの鳴らし込み出来ませんしたが、今日の午前中はパワーアンプを替えて昨日のWaltz for Debby - Bill Evans Trio を少し音量を上げて聴き比べしてみました。

  1. SV-3 ver.2==>SV-9T==>LS3/5A
    SV-9Tの持つ張りのよさ、押し出しの強さがLS3/5Aの中低域に歯切れ良さを与えます。エバンスのピアノの響きもよく、ラファロのベースも前面に出てきました。モチアンのブラシはおとなしめですが、部屋全体に染み渡るような音にはこれでいいのだ、という説得力があります。
    ただ、プリがSV-3で暖色系で丸みのある音になるので、もう少しシャープな音にするにはプリを替えたほうがいいかもしれません。
  2. DENON POA-7.5==>LS3/5A
    SV-9Tにメインアンプの座を奪われてデスクトップPCのアンプに成り下っていましたが、読者の方からのリクエストによりkit LS3/5Aと手合わせしてみることに。このPOA-7.5はプリを使わず、同じDENON DCD-7.5Lから直結にしました。
    結果は、そんなに悪くない。高域は艶やかで品が良い。昨年このアンプを修理した際にコンデンサーをオーディオ用の物に取り替えてしまったので、コンデンサーの色付けが出ているのかも。でもあっさり系で、中低域の響きがイマイチで混濁した感じです。スピーカをDENON SC-7.5にして元々長年使用してきた組み合わせで聴いてみても明らかにさらっとした平板な音。音量を上げると暴れが出てきてうるさく感じます。

今のところ、kit LS3/5AにはSV-9Tが相性良いようです。音量を小さくしてもSV-9Tの浸透力が音痩せしない音像を作り上げてくれます。それに高域が押さえられておとなしめですが、質感が損なわれていないところが良いです。

今度は、クラシックのアンサンブルで試してみます。
Wiener Mozart Ensemble Willi Boskovskyのアイネ・クライネ~
を聴いてみました。やはりこういう曲に合うのでしょう。聴き疲れせず心地よく聴いていられます。クラシックファンにLS系スピーカの愛用者が多いというのも肯けます。これからクラシックのCDが増えそうです。

これで今のところアンプとスピーカの組み合わせは2通りになり、それぞれに使い分けが出来るようになりました。
SV-9Tとkit LS3/5Aは、クラシック、叙情的なジャズ。とりわけECM系は良いです。なんといってもキース・ジャレットのケルン・コンサートは最高です!それと、KEITH JARRETT TRIO/TRIBUTE のDISC2 2曲目に入っているスタンダード曲Smoke Gets In Your Eyesと4曲目のBallad Of The Sad Young Menの美しさは文句のつけようがありません。

PCL86全段差動PPとSC-7.5はオールマイティ。50年代、60年代のジャズから現代のEddie Higginsまで、さらにはクラプトンやBB・キング、カーペンターズ、ケツメイシまでご機嫌に鳴らしてくれます。

この2通りの組み合わせは、図らずもどちらもアンプとスピーカの性格が正反対という不思議。アンプの性格はSV-9Tがスピード感と押しの強さ、浸透力。全段差動PPがワイドレンジで横への広がりと繊細感。スピーカの性格はSC-7.5がキレのある高域に闊達で元気のよさ、枯れた感じの抜けの良い中域。kit LS3/5Aは抑えられた高域と濃厚な中低域の厚み、透明度のある暗さ。組み合わせの妙といいますか、どれかの個性が飛び出すことなくうまくバランスして良いところを引き出したとき、いい音と出会えるのかもしれません。

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2007年6月 9日 (土)

ナヤマシイkit LS3/5A

キット屋のスピーカ kit LS3/5Aをセッティングして2台のPCL86PPアンプをつなぎ替えながら聴き比べをやっているところですが、一筋縄ではいかない手ごわいスピーカであるということが分かってきました。

アンプはプリがSV-3 ver.2、パワーがSV-9Tと自作全段差動PP、スピーカは今まで使ってきたDENON SC-7.5とLS3/5A。パワーアンプとスピーカの組み換えを行いながら聴いています。セッティングは今のところスペースの関係で、SC-7.5の上にLS3/5Aを縦に積んでみました。

Dscf1220 リビングのコーナに少し斜めにしてテレビの両脇にセッティングしています。

取り敢えずこの形でパワーアンプを全段差動PPにしてSC-7.5とLS3/5Aの個性の違いを確認することに。

聴き比べてはっきりとした違いに驚きです。先ずは聴き慣れたSC-7.5では、高域のシャープネスが高く、中域にからっとした抜けの良さがあり、低域は控えめで全体に快活なサウンドでジャズをご機嫌に聴かせてくれます。

一方でLS3/5Aでは、高域がロールオフされたネットワークで刺激的な音が全くしない中低域の彫りの深さというか澄み切った湖の深遠な底を見るような暗いけれども引き込まれるような音がします。

Waltz for Debby - Bill Evans Trio ではどうでしょう。
SC-7.5では全体に明るめのライティングで3人を照らしたような感じで、それぞれの音が明確に聴き取れます。かつての評論家をしてブラシの先まで美しいと言わしめたポール・モチアンのブラシ、シンバルをかき鳴らす金属音の質感を感じさせてくれます。ビル・エバンスのピアノはプレイするのを楽しんでいるような枯れた感じの明るさを感じさせます。
LS3/5Aでは、ビル・エバンスだけにスポットライトが当っている感じで、スコット・ラファロとポール・モチアンは後ろで控えめにサポートしている感じになり、全体に暗めでストイックな感じのするビル・エバンスになってしまいます。
このソースでは明らかにホーン・ツイータのSC-7.5に分があります。

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2007年6月 1日 (金)

kit LS3/5A

5月17日に注文していたキット屋のスピーカ kit LS3/5Aが届きました。

早速、組み立ててみました。組み立工程の写真を撮るもの忘れてほんの3時間で2台とも組み立てが完成しました。
組み立てで注意すべきところがあったので、写真を撮っておけばよかったのですが、忘れてしまいました。兎に角、次の点に注意をすれば問題ないでしょう。

  1. 梱包を解くとエンクロージャの中にパーツが入っているので、サランネットを外して中のパーツを取り出すのですが、サランネットがマジックテープで割りとしっかり止まっているので、ネットを痛めないように焦らず少しずつ外す。
  2. フロント・バッフル版の表にピアノフィニッシュ塗装がされているが、ウーハーを取り付けるネジを慎重に入れていかないと塗装が剥がれることがある。また、ウーハー取り付け用ネジを強く締め付けすぎない。強すぎるとやはり塗装が剥がれる。またウーハのフレームが凹んでしまうらしい。
  3. ウーハー取り付けの際、ウレタンのパッキンをバッフル板に貼り付けるが、若干伸びる分パッキンが5mm位余りが出るので、余った部分をカッターで取り除くとよい。
  4. ネットワークの基盤を背面バッフルの内側に木ネジで止めるが、バッフル板はMDFのため、強く締めすぎるとネジ穴がバカになる。
  5. スピーカユニットの端子へはファストン端子で取り付けるが、リード線には余裕が少なくエンクロージャ側とバッフル板(スピーカユニット側)の位置を工夫する必要がある。またファストン端子は緩いのでラジオペンチでかしめる必要がある。
  6. ネットワークからウーハーとツイータに結線するとき、ツイータはウーハーと逆相になる(注意書きされている)が、ネットワークから出ているツイータへのリード線は+が黒、-が茶になっているため、リード線の色で判断して逆相に取り付けると逆の逆は正相になってしまう。素直に黒→ツイータの-端子、茶→ツイータの+端子に接続する。

Dscf1214 ということで、こんな感じ。
とても可愛い。表面の仕上げはまあまあ質感あり安っぽくは無いと思います。

早速、
 ①SV-3(プリ)→SV-9T→LS3/5A と、
 ②SV-3(プリ)→PCL86差動PP→DENON SC-7.5
の組み合わせにして比較視聴をしてみたいと思います。

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