PCL86全段差動 VS 6L6GC-STR-ULPPアンプ対決
今日は天気が良かったにもかかわらず、まだまだ寒さが感じられ桜の開花も遅れ気味の様子。かくいう小生、今日はうつ状態で気が滅入り、何もやる気がせず、家族の会話もうるさく感じられたし、眠気がもたげてきたので午後は3時間も寝込んでしまいました。夜の9時頃になって、ようやく気分が前向きになってきて、普通の精神状態に回復しつつあります。仕事には復帰したものの、全快にはもう少し時間が掛かりそうです。
オーディオのことを考えると、少しは気が晴れるのですが、実は昨日ちょっとした実験をやって、なんともナヤマシイ結果が出たのです。
実験というのは、以前製作したスピーカーセレクター兼パッシブプリがありますが、そのスピーカーセレクターを普通とは逆の使い方をして1スピーカーに対し、2パワーアンプ入力という接続として、スピーカーには自作SEAS 2Way、アンプには、PCL86全段差動PP、それと6L6GC-STRを挿した6L6/EL34-ULPPアンプの2つのアンプを接続し、音の違いを吟味しようと試みたのです。つまり、スピーカーセレクターをアンプセレクターにてしてガチャガチャ切り替えて、2台のアンプの音を聞き分ける実験ということをやったのです。
その結果、何と両者は殆ど区別が付かないほどそっくりの音がしたのです。廉価なパーツで製作したPCL86全段差動PPは、東栄変成器というメーカのOPT-10P(1次8K)という廉価な10Wの出力トランスですが、低域の出方にしても、高域の出方や色艶などの音色にしても、物量を投入した6L6/EL34-ULPPアンプに全く負けていません。違いと言うと僅かにPCL86の方が薄めの音、6L6GC-STRの方が厚めの音という微妙なニュアンスの違いはありましたが、おそらくアンプ初段の方式の違いが出たのだと思います。ULPPの方は12AU7パラにしていますので、厚めの音となったのでしょう。これを差動にしたらいったいどうなるやら。それと改めて東栄の出力トランスの素性の良さを思い知りました。
つまるところ、気に入っていたTUNG-SOL 6L6GC-STRは、音の傾向がPCL86全段差動に近いという不幸な偶然のため、JJのEL34に差し替えられてしまいました。JJのEL34の艶やかで優しく響く中高域は流石にPCL86や6L6GCでは味わえません。
暫くは、2台のパワーアンプを使い分けてレコードやCDを聴くことになりそうです。
さて、もうそろそろ日が変わろうという時間。JJを挿したULPPアンプでエラ・フィッツジェラルドのLP「Songs in a Mellow Mood」のA面だけ掛けて寝るとします。このLPについては、また後日話をしたいと思います。
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