オーディオと音楽の道楽にはキリがありません。次から次へと良いものが欲しくなります。自作アンプを愛でながら、好きなCDとかLPレコードとかを溜めていき、気分によってアンプやスピーカーを選び、選択したシステムで音楽を聴く。そしてまた別のシステムで聴いてみて音の違いを感じては、オーディオの楽しさと深みにのめり込んでいく。
ついこの前、PHONO EQ付プリアンプ(オール6DJ8/E88CC)を製作して、まだMC昇圧トランスの実装をしないまま、GRACEのMMカートリッジ(F-8M)でどんどんLPレコードを聴きこんでいます。この延長で進めば、MCカートリッジの入手と昇圧トランスの実装というテーマが来るのが必然。当然ゆくゆくは実現したいことです。先日、キット屋の店長日記で大橋さんがPEERLESSの4722を昇圧トランスに使っているのをブログで拝見しました。こちらもちょっとオークションとかで狙っていたものなので、店長日記の影響で、このトランスの相場が上がらなければ良いのですが。。。
しかし、気分は散漫で気紛れなもの。やっつけで作ったアンプラックでもしっかりとしていて強度は問題ないのですが、サイズ的にやや小さく作ってしまいました。リビング・オーディオとしてのシステムとしてレイアウトに統一感がなく、今まで作ってきたアンプやスピーカが雑然と並べられている様を見ると、なんとかしたくなってきました。
また、システムを固定して滅多に変更しないと言うのならば、見てくれを辛抱すれば、何不自由なしなのですが、これからもアンプやスピーカを作りたいし、作ったものを全部いつでも聴ける状態にしたいし、気ままに繋ぎなおして、音の違いを楽しみたいし、という欲望を満たしてくれるツールとして、システム・セレクター(オーディオ・セレクター)がソリューションとして浮かび上がってきたのです。
オーディオ・ラックは、現在のシステムを効率良く収納することでリビングボードの上をスッキリとしたいのが目的。寸法を測って2段ラックの横型を想定して設計して見ようかと考えているところ。
システム・セレクターは、プリ・アンプ2系統、パワーアンプ3系統、スピーカー3系統という基本仕様とします。パワーアンプの入力とスピーカー出力が連携することになるので、プリとパワーアンプの信号系はロータリースイッチに連動してリレー切り替えとする必要がありそうです。リレーを使うとなると、リレーを使った回路について調べないと。確かコイルの逆起電力を抑えるダイオードを使ったり、+12Vリレーを使うなら、それ用に定電圧電源をこしらえる必要がありますが、これまた半導体(スイッチング・レギュレータとかいうやつ)を使った簡単な電源回路についても、どっかで見たなあ程度のものなので、きちんと調べていく必要があります。それに、ロータリー・スイッチとリレー回路の接点取り回しの回路図は恐らく、迷路のようになるだろうし、製作はシャーシには端子用の穴を一杯開ける必要があるだろうし、ひたすらコード配線ばかりという退屈なもの。決して楽ではなさそうです。(そういうのも楽しみながらゆっくりやるのがコツですが)
システム・セレクターとしての要件は、選択されないパワーアンプの入力側ショート、スピーカ出力側をダミー抵抗にするとかの配慮も必要となります。さらについでにといいますか、出来るだけのことをするということでセレクターにはLEDのインジケータ点灯も付け足しておこうと思います。
ラックにしても、セレクターにしてももう少し考えて、拡張性にも配慮して基本設計をきちっとしてみたいと考えています。
何を作るにも、先ず要件が明確で基本設計の出来が良ければ後の詳細化と製作・テストはどちらかと言うと力仕事。調査・計算、図面引き、部品集め、寸法取り、シャーシレイアウト設計、基盤、配線の設計、あとは線材剥きと半田付けの単純作業の世界。はじめよければ全て良し! あとは先立つものが。。。(なんか売るものないかなあ)
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