2009年10月25日 (日)

JUNE CHRISTY Something Cool

ようやく週末休日となった日曜日、昨日深夜まで仕事して帰ってきたためか、いささか眠さが抜けませんが、昨夜帰宅して見ると、家に大きな荷物が届いていました。

ネットのオーディーオラック製作のファンシーさんに注文していたオーディオラックがダンボールに厳重に梱包されて家の玄関にどかんと置かれています。

日曜日朝から眠い頭を脇によけてとにかく梱包を解いて、アンプや安普請のアンプラックとかをどかして、オーディオボードの上に新しいオーディオラックを据えました。なんとこのラックの重たかったことか。30kgは優にあるでしょうか、一人で持ち上げるのには限界一杯でした。どうにかこうにかすえつけられたオーディオラックにアンプやターンテーブルを据えつけて配線で2時間ほど格闘して、ようやく昼前に据付完了しました。

Dscf2403 ラックの寸法は、板材が30mmもある集成材、内寸が左から、500、450、450mmで奥行き440mmです。

ラックの左右に自作SEAS 2WAYスピーカ、ラックの上には、kit LS3/5A。ターンテーブルはマニアっぽくダストカバーを外してラックに収納。このため、内寸500mmのラックを特注しました。

早速、聴いているのが、WALTER BISHOP TRIOのSPEAK LOW。
ターンテーブルの土台がしっかりしたためなのかなんとなく、低音の締りがよくなったようです。

Dscf2404

食後に掛けたのが、先週東京神保町で買い込んで来たLPですが、アメリカ盤のJUNE CHRISTY Something Coolです。当時の時代を感じさせるバックバンドと少しハスキーで厚みのある声で歌っているJUNE、レコードのコンディションも新品みたいで申し分なく、ジャケ良し、歌良し、録音良しの、お気に入りの仲間入りです。

1曲目Something Cool、ゆったりとおおらかに、爽やかさを加えて歌っています。2曲目It Could Happen To Youは気持ちよくスイングしています。どれも聴き応えのある曲でバックバンドもブラスがごちゃごちゃになっていないし、時折入るギターとかなかなか聴き所ありの1枚ではないでしょうか。

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2009年6月 1日 (月)

アナログレコードのホコリ取り

最近良くアナログレコードを聴くようになって、なんともナヤマシイ出来事に遭遇します。レコードのホコリが針に引っかかってどんどん雪だるまのように大きくなり、知らないうちに針飛びはするし、もごもごした音になってしまいます。

レコードの静電気と言うヤツは非常に厄介で、単にビロード地のブラシでレコード面を掃いた位では、すぐにホコリがやってきてくっつくどころか、掃けば掃くほどに静電気がパチパチと発生してホコリを吸着してしまいます。

最近は、レコード・クリーナ用の静電気防止ブラシやスプレーなどと言ったアクセサリーがなかなか手に入りませんし、アナログファンの諸先輩方はどのようなホコリ対策をされているのでしょうか。

と言うようなことを、最近ずっと考えていたところ、某カメラ屋系の家電量販店のパソコン関係の売り場でこんなものを発見しました。

Dscf2275 これは、カーボン繊維が混入された静電気除去タイプのOAブラシと言うヤツで、パソコンの液晶ディスプレイなどのホコリを静電気もろとも払えるというブラシです。

これは、ひょっとしてひょっとするかも、ということで比較的安価でもあるし、店のポイントを使って購入しました。

ブラシは、上のレバーでケースに収納できるようになっています。

Dscf2274 こんな感じでブラシを収容しておいて、ホコリを払う時だけ、上のようにブラシを出してレコード上のホコリをさっさと掃きます。

効果は、前から使っていたビロードのブラシに比べ、遥かに効果的。一端払ったホコリは静電気でまた戻ってきたり、逆に増えるようなことは無くなりすんなり掃き清めることが出来るようになりました。

ということで、今ではレコードの表面をこれでさっと払ってから針を下ろす、という儀式でもって一件落着ということに相成りました。

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2009年3月10日 (火)

レコードセール

先週土曜日から行われている我が街唯一のレコード店の閉店セールで全品50%OFFというセールに行って来ました。朝から結構な賑わいで、中には段ボール箱を担いで何十枚と購入する人も。

初日ということで、これまで目をつけていた数枚を早速チェックして、その他目ぼしいLPは取り敢えず確保して最終的に予算に合わせて削るというやり方にて店内を物色しました。

結局、予算見合いもあり余り欲張らずにLP5枚を購入しました。どちらかと言うとミーハーなのでしょうか、名盤、人気版ばかりという結果に。

Dscf2212 先ずは、お気に入りのケリーで1枚。

KELLY GREAT
 Wynton Kelly(p),Philly Joe,Jones(dr),Lee Mogan(tp),Wayne Shorter(ts),Paul Cambers(b)

若き天才トランペッターのリー・モーガンとウェイン・ショーターがサイドを固めています。

Dscf2213 2枚目は、これまたケリーですが、CDでも持っているウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリーのライブ盤「ハーフ・ノートのウェス・モンゴンメリーとウィントン・ケリー」です。

この盤、掛けて見ると以外やCDよりダイナミックで切れの良い音がします。こういうのもLPの楽しみですな。

Dscf2214 3枚目は、トミー・フラナガン・トリオの1枚。

ジャケットのMOODSVILLEというのは、Prestigeのレーベルの一つだそうですが詳細は?です。

殆ど全曲に亘ってメロディアスで静かなバラード集という感じで、バップやブルースの乗りを感じさせるのは1曲くらいですが、深夜に静かに聴くにはトミー・フラナガンの繊細な面を堪能できる1枚でしょう。いいと思います。

Dscf2215 次は4枚目ですが、良くぞセール品で残っていたなあという、昔のジャズ喫茶の人気盤。

WALTER BISHOP JR TRIO /JAZZTIMEレーベル
(TRIO RECORDSからの日本盤)

Walter Bishop Jr.  (p)
Jimmy Garrison   (b)
G.T.Hogan  (dr)

ファンキーなアルバム。ウォルターもベースのジミー・ギャリソンもご機嫌に跳ねまくっています。特にベースが良いですね。ご機嫌でカッコイイ。(ジャケも絵になってます)

Dscf2217 最後は以外やマイナーなアルバムらしいですが、ソニー・レッドというアルト奏者のリーダ・アルバムです。

out of the BLUE
Sonny RED(as), Wynton Kelly(p), Sam Jones(b), Paul Chanbers(b), Roy Brooks(dr),Jimmy Cobb(Dr)

ウィントン・ケリーとポール・チェンバース、ロイ・ブルックスのトリオ編成と、ウィントン・ケリー、サム・ジョーンズ・ジミー・コブというトリオ編成の2編成がバックをつとめています。やっぱりこれもケリー繋がりで買ってしまいました。

ソニー・レッドと言う人は始めてですが、ワンホーンで実に爽やかに、暖かみのアルトを吹いています。ケリーの明るいタッチのピアノと相まって、何かと心をほぐしたい時にBGMで流れているといいなあといった仕上がり。でもしっかりスイングしているし、ファンキーな1枚で気に入りました。ジャケもスッキリしていて良いですね。

ということで、暫くはこの辺りを掛けまくって夜を過すことになりそうです。

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2009年2月28日 (土)

アナログな夜 ~WYNTON KELLY UNDILUTED~

今日は朝から冷たい雨が一日中降っていました。山間はみぞれになったようで、自宅でも冷え込んだので、ガスファンヒーターを殆どつけっぱなしでした。今月のガス代がバカにならないだろうなと思うと、暖冬で良いから早く暖かくなって欲しい、せめて陽射しが欲しい、と願ってしまいます。

今夜は寒いので、早く寝ようと思ったのですが、やはり夜の11時台が一番目が冴えて眠るどころじゃあありません。家族が寝静まる時間でもあり、静かに音楽を聴きながら、あと小一時間自然に眠気が来るまでの間、自分の時間に浸りながら楽しもうってもんです。

前置きが長くなりましたが、今日聴いたレコード(LP)もウィントン・ケリーです。やはり独特の節回し、小気味良いケリー節はネアカで聞いていて気持ちが良いもんです。

アルバムのタイトルは、”UNDILUTED”。直訳すると「純粋な」とか「混じりっ気無し」という意味のようです。混じりっ気無しにケリーそものもと言いたいのでしょうか。

Wynton_kelly_undiluted_2  ”UNDILUDED” The Wyonton Kelly Trio  (Verve;MV4009)

 Wynton Kelly    ;piano
 Paul Chambers ;bass
 Jimmy Cobb      ;drums

SIDE A:
1.Bobo
 カリプソ調でこの曲だけフルートを入れたカルテットになっています。とても楽しい軽快な曲です。

2.Swing 'Till The Girls Come Home
 中庸なテンポからケリーのソロでSwingして、Paulのソロが良いです。その後再びケリー節が続いた後Paulとのユニゾンでテーマを奏でて終わります。3人の息がぴったり合った軽快な曲。

3.My Ship
 美しいバラード。しっとりとリリカルに歌い上げるように滑らかに弾くケリー。こういうバラードを美しく弾きこなせるというのも優れたジャズ・ピアニストの条件ですね。レイ・ブライアント、レッド・ガーランド、ビル・エバンス然りです。

4.Out Front
 どちらかと言うとマイルスの「マイルストーンズ」のようなモーダルな曲。ケリーはシングルトーンでテンポ良く走ります。Jimmy Cobbのソロもお見事。終わりはケリーのブロックコードでテーマを弾いています。

SIDE B:
1.Never
 リズミカルで美しいボサノバ調の曲。ただケリーは美しく弾くだけでなく、やはりケリー節で小気味良くはじけてます。

2.Blues on Purpous
 Paulとケリーの掛け合いからテーマへ。ケリーがソロを取って、ケリー節炸裂! 3人ともエキサイトしていて熱い。Paulのテーマとケリーのブロックコードで終わり。お見事!

3.If You Could See Me Now
 メロディアスでゴージャス感を醸し出しているバラード。

4.Six-Eight
 Jimmyのブラシでハイハットでテンポを刻んでケリーと掛け合い、Paulがユニゾンでケリーとテーマを奏でる。ここも3人の息がピッタリ合っている。やはり軽快なケリー節が炸裂して、Paulのソロを挟み最後は、Paulとケリーがユニゾンでテーマを奏でて終わり。

とにかくピアノトリオとして、これ以上を望むのは贅沢というもの。このアルバムがアナログだけで、CDで見つからなかったのは、非常に残念です。これも名盤だと思うのになあ。

CDでウィントン・ケリー・トリオを堪能できるCDがあったかなあ。ちょっとAmazonを調べてみます。

以前紹介した”WYNTON KELLY !”と”KELLY AT MIDNIGHT”はCD化されているようです。
あとは、リー・モーガン(tp)が入った”KELLY GREAT”とか、”KELLY BLUE”とかもありますね。、”KELLY BLUE”は2曲目の「朝日の如く爽やかに」は名曲です。

そろそろ0時も過ぎたことだし、寝るとしますか。

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2009年2月25日 (水)

アナログな夜 ~WYNTON KELLY!~

昨夜に引き続き、今夜もアナログづいています。

今夜は、お気に入りのピアニスト、ウィントン・ケリーのトリオ版を掛けています。
タイトルは、”WYNTON KELLY”そのままで、ジャケットはKELLY!と!が大きくデザインされて、ケリーの顔写真が!の点に載っています。ジャケからしておしゃれで、好きなアルバムです。

41fe6kz9g3l__ss500_ Amazonから拝借したジャケットの写真ですが、LPジャケもこのデザインです。KELLYの文字の下には、メンバーの名前と曲目が記されています。

やはり、初期のVee-Jayレーベルで、1961年6月の録音となっています。

面倒なので曲目の紹介は省略しますが、JAZZでピアノ・トリオを聴くなら、ウィントン・ケリー・トリオを聴け、ウィントン・ケリーを聴くなら、この”WYNTON KELLY”を聴け、というぐらい、これこそ、ジャズらしいジャズ、ピアノ・トリオらしいピアノ・トリオという気がします。

A面は、スタンダード中心に、B面はオリジナルとスタンダードを織り交ぜています。A面には、名曲”枯葉”をウィントンならではの軽快なタッチでありながら、しっとりとした湿り気のある、叙情的な歌心というかブルース味というか、ファンキーな香りがするというのか、とにかく、その音色にとろけます。
B面は、1曲目とラストの4曲目がアップテンポで、2曲目がミディアムテンポのブルース、3曲目が、ブルース味を消してスローなバラードをメロディアスに歌い上げています。

オーディオ的な聴き方をすると、LPなんかは、直ぐに静電気でホコリが付いて、プチプチとノイズが出るし、音質のクリアネスとかダイナミックレンジとかは最新録音のCDには適いません。オーディオ・テストをするなら、最新録音のCDを聴きますが、それでもこういうLPを真空管アンプで鳴らしてこそ、CDにはない美味しいところを取り出せるのではという期待を込めて、今日も真空管アンプで鳴らしています。

ところで、真空管アンプというと、ちょっと最近どうも300Bのシングルが聴きたくて仕方がありません。気軽に聴かせてもらえるショップなんかは秋葉に行けばあるとは思いますが、近場に無いかなあと、探していたら、こんなところが。Valves' Worldsさんのユーザさんのリスニングルームにお邪魔できるなんて事になっているじゃあないですか。
アナログも聴けるのかなあ。聞いてみよっと。

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2009年2月24日 (火)

アナログな夜 ~Bags meets Wes~

今日は、朝から冷たい雨が降り、気温も下がって真冬並みの天候となりました。今週は曇りがちで寒い1週間となりそうです。

先週末、街の中古レコード店へ寄るとセールをやっていました。閉店セールとの事で、我が街からレコード店が無くなくなってしまうのは、寂しい限りです。これからは、LP探しに東京へ出向かないといけなくなりそうです。

セールは、全点30%OFFだそうで、早速に少ない手持ちながら、1枚のLPを購入しました。

今夜は、そのLPを掛けています。

51azuper9ml__ss500__2 ここに用いたジャケットデザインは、CDの物ですが、左端の文字が無いだけで、デザインはLPも同じ物です。

”Bags meets Wes”というアルバムで、バイブラフォンのミルト・ジャクソンとギターのウェス・モンゴメリーという2人の巨人の競演という珍しい組み合わせです。それに、リズム隊が、Wynton Kelly(p)、Sam Jones(b)、Philly Joe Jones(dr)という豪華メンバー。ベースがポール・チェンバースでなくて、サム・ジョーンズというところが、ウィントン・ケリー・トリオですな。

レーベルは、RIVERSIDE、レコードのシリアルはSMJ-6058(SRS-6019)。1961.9.18録音(stereo)です。

 A-1.S.K.J (Milt Jackson)
 A-2.STABLE METES (Benny Golson)
 A-3.STAIRWAY TO THE STARS (Malneck-Signorelli-Pasish)
 A-4.BLUE ROZ (Wes Montgomery)

 B-1.SAM SACK (Milt Jackson)
 B-2.JINGLES (Wes Montgomery)
 B-3.DELILAH (Victor Young)

内容は文句なしに良いですね。MiltのバイブとWesのギター。掛け合いあり、ソロで競うところあり、ユニゾンで突っ走るとことあり、お互いの多彩なテクニックと、ブルース感覚溢れる持ち味を出して、聴いていて気持ちよくなります。
特に、B-2だったかな、ふとあのルパン3世のテーマに近い雰囲気を思い起こさせてくれ、思わずニンマリ。というのは、私だけでしょうか。

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2008年12月11日 (木)

Trio KP-700D フォノケーブル交換 ~その2~

昨日のTrio KP-700Dのフォノケーブルを交換した後、ブロクに書き込んで改めてアップしたプレーヤーを裏返しにした写真を見てみると、左下の電源ユニットが、完全に脱落しているではありませんか!

なんじゃこれは、ということで今朝、もう一度裏蓋を開けてみる。

Dscf2044 防振対策のためにゴムブッシュで宙に浮かせた状態で固定されている電源ユニットが、歳月を経て硬化してボロボロになったブッシュと共に固定されていた部分が脱落していました。
片方のブッシュは、どっかにぶっ飛んでしまって存在しません。昨日の作業で取れたのかな?

ということで、修理が必要なのですが適当なコードブッシュあれば、簡単に修理できるのですが、手持ちがありません。コードブッシュと同じようなゴム製というと、残念ながら、アンプにつけようと当初買っておいたゴム足。

Dscf2047 こういうやつです。3mmのビスとナットで固定するヤツですが、このままでは、高さが合いません。電源ユニットの金具を取り付けるためには、金具をサンドイッチ状にする必要がありますが、高さはせいぜい4mm程度でした。それ以上は今度は宙吊りにしている真鍮のスペーサーの長さとか、ネジの長さとかが合わないのです。

ということで、荒っぽいですが、このゴム足を薄く切り取ることにしました。ゴム足2個で2mm厚のゴムスペーサを2個を作って、それでサンドして金具を固定します。

Dscf2048 そして無事、元の通りかどうかは、定かではないですが、電源ユニットの防振対策のための固定修理は完了しました。元々付いていたビスは短すぎて、手持ちの10mmのヤツに交換したり。
やれやれ。

Dscf2049 やはり、20年以上も経つとどこかしらボロが出て修理が必要となってくるんですね。

まあ、そういうことで本来の性能や音質が甦ったりするということも、ひとつの楽しみですが。

それからもう一つ、フォノケーブルのプレーヤー側のラグへ取り付けた写真を見ると、白の線がかなりアルミシャーシに近づいている様に見えるではありませんか。

Dscf2050 これまた、鉄製の蓋を開けて再点検です。修理というのは、デグレとか業界で言ったりしますが、修理によって、返って壊してしまったり不具合を作りこむ事が往々にしてあるのです。

デグレが無いか、もう一度確認すると、全く問題ありませんでした。
これで安心です。

再び鉄の蓋を閉めて、プレーヤーの裏蓋を閉めて、元の位置に据えつけて、ターンテーブルをセットして、コードを繋げて、LPを掛けます。全く問題なし。

これで、Trio KP-700Dの修理は、完了したということで。

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Trio KP-700D フォノケーブル交換

現在のターンテーブル(アナログ・プレーヤーともいう)TRIO KP-700Dの音が今ひとつ古臭いというか、かび臭い音がするのです。プリSV-3のセレクターをアナログ・ポジションにして、SANSUI AU-D607F EXのイコライザー出力(REC OUT)を通し、SV-3のボリュームを上げていくと、「ザー」というノイズが結構乗っかってきます。高域は減衰されているような、何かしゃきっとしない、鈍った音がします。

昨日の秋葉詣でで、EQプリ製作のための部品集めのついでといってはなんですが、ということで、ターンテーブルTRIO KP-700Dのフォノケーブルとカートリッジのシェルリード線を交換してみよう、という企みを思いついてしまったのです。

秋葉からの帰りのついで、ラジセンのいつもの本屋さんのある入り口ではなく、電線屋さんのある一番左の入り口を入ると、その筋には平方電気さんという昔からオリジナルのケーブルを作っては売っているおじさんがいる店があります。そこへ立ち寄り、
「フォノケーブルを取り替えようかと思ってるんですが。」と切り出しました。

「フォノケーブルにするんなら、お薦めはこれだね。BELDEN。他にもあるけど、これが安い割りに、さすがBELDENというしっかりした作りをしてるしバツグンにS/Nが良いね。他の1芯シールドと違って2芯のなんだよ、これが。S/Nに良いんだ。周りの網線のシールドとは別になってるから、RCAケーブルでも殆どノイズが乗らないんだよ。自作するなら作り方を教えるから、メータ単位で切り売りでもいいよ。1.5mいるなら左右で3mだね。」

「なるほど、じゃあ他のと比べても安いしBELDENだし、ケーブルはこれにする。アースラインは、AWG18程度で何でも良いんでしょ。」
「アースラインにこそ、拘ってるんだよ、僕は。特に。これもBELDENだけど、僕はいつもこいつを使っているよ。」と、錫メッキのBELDENのAWG18位の寄り線を薦められました。
まあ、300円/mといのは高くネエか?と思いましたが、おじさんとのアナログの話が盛り上がって、昔は俺もGRACEとか、SHURE TYPEⅢ/Ⅳも使って話とか、今では、この辺の上物は、もう殆ど手に入らない貴重品になったよとか、当時(1980年頃のオーディオブームの頃)のプレーヤー自体は非常に良いものが作られていたなあとか。。。

という話の流れで、1600円/mのBELDENのフォノケーブル3mと、300円/mのアースケーブル1.5mと、これまたBELDENのケーブルを使った1900円のシェルリードとを購入。RCAプラグも薦められましたが、流石にそこまでは敬遠して、筋違いの小沼で少し安いのを購入。

自宅に帰ってその夜、早速ですが、TRIO KP-700Dの本体をひっくり返し、木ネジで固定されている裏蓋を外しました。

Dscf2029 上部の半導体とケミコンが乗っかっている基盤がおそらく、モータ制御基盤でしょう。

右下の斜めになっている鉄板で保護された部分がトーンアームの裏側で、カートリッジからのリード線が来ていて、PHONO出力を行っているところです。

この鉄板を固定しているネジがねじ山の適合するドライバーが無くて、また相当堅く絞まっている様子。高だか3mmφのネジを外すのに小1時間掛かって、ねじ山もダメにしました。

Dscf2030 元々、トーンアームからのリード線は1L4PのLラグを基に、フォノケーブルへ出力しています。Lラグの中心はアースですから、アースラインが出ています。

リード線は、赤が右CH(+)、緑が右CH(-)、白が左CH(+)、青が左CH(-)、黒がGND(アースライン)になっています。シェル側の色分けと同じです。

昔の半田がてんこ盛りに盛ってあったので吸い取り線で昔の半田を吸い取ると、髪の毛ほどのリード線は簡単に熱で切れてしまいます。余りの部分を爪で剥いてやってから、予備半田をしておき、ラグ端子に絡ませておきます。

Dscf2033_2 秋葉の平方電気さんで購入したBELDENフォノケーブルを剥いているところ。

このケーブルは、芯線2本(透明、黒)を覆っている麻紐と綿紐が凄い量です。その周りに、銀メッキ線でシールドのメッシュが施され手いるようです。

平方電気のおじさんによると、
「メッシュのシールドは、プレーヤー側には接続せず、黒線の方を接続する。AMP側のプラグ側では、黒線とメッシュシールドを一緒にGND側に落とす。」ということです。メッシュシールドを直接GNDに接続するやり方よりは、ノイズ対策に対して、なるほど理に適った作りになっていると思いました。
但し、芯線、麻紐、綿紐、メッシュシールド線の毛繕いは結構大変です。丁寧にやらないと、こんがらがって苛立ちます。

Dscf2036_2  ということで、無事BELDENの新しいフォノケーブルに繋ぎなおした所です。

BELDENシールド線の外皮が堅くて思うように曲がらないので、少々結線には調整が必要となってきますので、予め長めに線を出しておいた方が無難です。

Dscf2038 プラグ側の加工が終わった所。

左右チャネルの間違いが無いように、左側には白いビニールテープを巻いてあります。

Dscf2040 次は、シェルリード線の交換。

これは、交換前。おそらく標準のリッツ線のヤツが付いているのでしょう。

これを、平田電気さんご推奨のBELDENに変えます。

Dscf2041 こちらが、BELDENに変え終わった所。5分も掛からず出来ました。

カートリッジ側とシェル側の径が違うのでシェルリード金具の挿入方向に注意が必要です。

後は、基の接続と間違わないように予め接続を確認しておくことが大事です。

Dscf2042 最後に、裏蓋を閉めて、基の位置に設置して、トーンアームを再調整します。

プレーヤーの足を外したので、もう一度ターンテーブルの水平調整(子供のビー球を転がして)と、レコードとカートリッジをセットして、トーンアームの高さ調整をします。

これで、プレーヤーの調整は完了。アンプに繋いで音出しです。

先ずは、無信号状態でSV-3のボリュームを最大にします。パワーアンプも勿論最大VOLです。結果は歴然。ケーブル交換前は「ザー」というノイズが乗ってきたのが、ケーブル交換後は、殆ど無音です。(元々のプリとパワーアンプの極僅かな「サー」というノイズのみ)

レコードも何枚か掛けてみましたが、どれもこれも明らかに先ずS/Nが良くなり、見晴らしの良い音になりました。これで、またレコードを聴く楽しみが出来たというものです。

RCAプラグ込みで、約8千円の出費でしたが、製品で買うより半値程度で作れたし、断然音質、鮮度が上がったので、その値打ちは十分に有りよ、と自分に言いきかせるのでありました。

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2008年11月24日 (月)

THIS HERE IS BOBBY TIMMONS

最近はまっているJAZZのアナログレコード(LP)。
今日の一枚は、38歳の若さで亡くなったファンキーJAZZピアニストBOBBY TIMMONSのリーダー作、THIS HERE。

BOBBY TIMMMONSといえば、アートブレーキー・JAZZメッセンジャーズ、そしてその代表曲のモーニンを作曲した人物。
THIS HERE、MOANIN'、DAT DEREの3曲が特に彼の代表曲として有名ですが、個人的には、このアルバムのB面2曲目のMy Funny Valentineが一番好きです。出だしはファンキーピアニストと言われるイメージとはらしくないクラシック的で繊細なメロディを奏でながら、中盤からシンコペーションを加えてブルース的なリズムに変わり、サム・ジョーンズのベースのさりげないサポートも効果的で、とてもかっこよく展開していきます。

BOBBY TIMMONSは早や弾きもやっていますが、右手一本という感じで、オスカーピーターソンのような左手のコードの展開はイマイチ。せめてレイ・ブライアントのベースランニングを入れるとかウィントンケリーのようなテクニックがあればなあ、というのは望むべくもない願い。
でもミディアムテンポのMy Funny Valentineは愛すべき1曲となりました。ほんとに良い曲を見つけて、今日は良い一日になりました。

Dscf1952
BOBBY TIMMONSを6L6GC-ULPPアンプとSEAS 2Wayで聴いているところ。SEASの上に乗っかっているのは、kitLS3/5Aで、クラシック系を聴く時につなぎ替えて聴いています。

JAZZは、6L6系が良いですね、7581Aも良いですが、7581Aは少し休ませてSOVTEK 5881/6L6WGCをこき使っています。繊細さはEL34に一歩譲りますが、なかなかメリハリもあるし、良い感じの余韻も感じられるし、優秀な球です。なんせこのSOVTEKの球は1本1500円。RCAのブラックプレートのNOSなんか1本1万円以上だとか。そこまで拘りはありません。

値段で判断するより、じっくりエージングして育てたり、コンデンサーを変えてみたりで、自分の音に追い込んで使いこなす楽しみこそ、オーディオだと考えます。高級品をちりばめたシステムは、機械に頼りすぎて自分の耳で確かめずに、高いものは良い音がするものだと鵜呑みにしやすいので、嫌いです。なるべく自分で作れるか、改造しながら追い込んでいくようなオーディオの楽しみ方をしたいですね。

因みに、LPを聴くのにせっかくだからディスク・スタビライザーを買いました。

Dscf1951 Audio-tecticaのディスクス・タビライザーAT618というやつで、約600gとなかなか重量があり、しっかりとレコード盤を押さえ込みます。音質ははっきりとはわからないですが、心なしか音の芯が出るような、しっかり感が出てくるような気がします。
まあ、心理的効果というヤツかも知れませんが。レコードがぐらつかないので、ないより役には立っているのでしょう。

レコードをターンテーブルに据えて、スタビライザーを置き、時にはクリーナーで埃取りををしてから静かに針を落とす。そんな儀式も楽しみの一つ。

ところで、もう直ぐボーナス。アナログにはまり始めて、何かと欲しいものが増えて、どうしようかと思案に困ります。予算は10万程度として、カートリッジ、フォノイコ付きプリアンプ、それともCDトランスポーターとD/Aコンバータ(SC-192S)、などなど。

CD系は諦めて、アナログ路線にしようかと思っていますが、適当なプリが見つからない。本当に欲しいのは、Valvs's Wirldのhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~tossie/KNK-Pre.htmlくらいかな。現在のSANSUIのプリメインアンプAU-D607FEXのPHONO EQだけ通して使っているのはなんか勿体無いし。D607FのSP出力からだと真空管のプリとパワーを通すのに比べると、スピーカーの追い込みも足りないといった問題を差し引いても、明らかに線が細く、つまらないです。

あとは、カートリッジ・シェルのリード線交換をして見ようかな。PHONOケーブルを交換して見ようかな、などなど。。。

ところで、サンバレーキット屋の新製品樽プリ(SV-20D)は、PHONO EQ付きで6DJ8の低電圧駆動と伺っていたので、大いに期待してましたが、PHONO EQは半導体だったのでがっかり。リモコンユニットはんかは要らないので、オール真空管か、MC昇圧トランスを奢るくらいの拘りを持ってやって欲しかったです。

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2008年11月20日 (木)

TENOR MADNESS

5月から続けてきた会社のプロジェクト、社内調整、客先との考え方の相違、責任者として他のメンバーの牽引役、全てを引き受けて異常なまでの残業と休日出勤に、半年余りで身体的にも精神的にもダウン。医者から「うつ病につき当面2ヶ月の休養と加療が必要」と診断書を書かれ、それを会社へ送付して仕事は厳禁、自宅療養を言い渡されたのです。そういう訳で、先週木曜日から暫く仕事を休むことになってしまいました。

仕事を休んでから早や1週間。体力は回復して、当初の頭痛や倦怠感は回復、気分的にも少しずつ上向いてきました。今日は、一日中自宅でボーっとするのも退屈だったので2時間ほど街をぶらぶら。自然と中古レコード屋に足が向いていました。

JAZZのLPを物色していると、ソニーロリンズのTENOR MADNESSが2枚。1枚はVICTORのプレス PRESTIGE SMJ-6521(M)/LP 7047。もう1枚は、東芝音楽工業のLPR-8880。どちらが古くてどちらが新しいのか、どういうプレスなのか素人には解かりません。今日は店長不在で若い店員に聞いてみても良く分からないということで、店のポータブルプレーヤーで2枚を聴き比べさせてもらいました。結果、2枚の音の差はポータブルプレーヤでもはっきりと解るくらい歴然たる差。
VICTORのほうが中低域強調型。ブラスが前面に出てパワフルな音調、ピアノやシンバルの音は潰れて余り聴こえません。一方で東芝のほうは明らかに高域から低域までレンジが広くフラットなバランスでCDに近い感じ。これは面白いなあということで、2枚とも購入してしまいました。

ということで、早速自宅で聴き比べと相成りました。

Dscf1948 1枚目がVICTOR。
ジャケットのMADNESSの文字が赤。
右肩にPRESTIGE HI-FI LP 7047の文字。

音については、ホーンが前面に出て、ピアノとドラムが全然出てこないで中低域強調型。想像するにかなり鳴らし込まれたのではないかと。
しかし、1曲目のコルトレーンのソロにはブラスのぶおっとした熱くてムンムンとした雰囲気が伝わってきて、いかにもアナログらしい音。

Dscf1942 盤面のラベルも黄色のPRESTIGEのラベルです。ナンバーはSMJ-6521(M)。録音は1956年5月24日。プレスされた年月は不明。ビクターから「スイングジャーナル誌の第1期、第2期ジャズレコード入門40選選定アルバム」と銘打たれたシリーズの1枚となっており、当時の価格で2,200円だったようです。このアルバムはスイングジャーナル誌のゴールド・ディスクに選定されています。

Dscf1946_2 もう1枚が、東芝音楽工業LPR-8880という盤。こちらはライナーノーツに48.6.12とあり、1973年頃に発売されたものかと。当時の価格は1,700円也。'70年代後半か'80年代前半の廉価版ではないかと思われます。
ジャケットのMADNESSの文字がオレンジ。

かくして、音はこちらの方が明らかにレンジが広くてシンバルやピアノもはっきりと聴こえます。コルトレーンとソニー・ロリンズのブラスもはっきりと金属的な響きがするしクリアで先のビクターと比べてはるかにこちらの方が音が良いです。盤面も非常にきれいで殆ど針を落としていないのではないかと見受けられます。

Dscf1944 盤面のラベルも先のモノとは違います。良く見るPRESTIGEレーベルのモノではないです。

2枚を聴き比べると、東芝版はCDの音に近いダイナミックレンジの広さが特長、ビクター盤が「とにかく熱いテナーを聴いてえな」というノリ。

こういう聴き比べもアナログならではの楽しみで、これははまりそうで、怖いなあ。

それはそうと、使用しているアンプは、EL34と6L6GC差し替えが出来る自作の真空管プッシュプルアンプですが、こういうJAZZのアナログ版を聴くには、JJのEL34よりはロシアSOVTEK製5881/6L6WGCのほうが雰囲気が出ます。

JJ EL34ではツルリとしたクリアトーンなので、50年代のコルトレーンやソニーロリンズのゴリゴリとしたブレスの熱さを伝えるのには向いていません。JJを聴く時は室内楽とか、キース・ジャレットとか、クリアで透明感のある音楽を聴く時に本領を発揮するようです。

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2008年10月27日 (月)

LPレコード その3 KELLY AT MIDNIGHT

今月も仕事が忙しくてほとんど休みなしでした。1ヶ月で1日休んで体力を回復するのが精一杯。土日はなるべく午前中家にいて家族と過しつつ、LPを聴いたりしてほんのひと時寛ぎの時間に当てています。

先週の土曜日に休みが取れたので、中古レコード店でJAZZのLPを物色することに。そこで見つけたのが、Wynton KellyのKELLY AT MIDNIGHT。ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズとのトリオ。

ウイントン・ケリーはJAZZピアニストの中でレッド・ガーランドと並んでお気に入りのピアニストです。JAZZらしいJAZZであり、スイングしてるし、ネアカだし、リラックスして聴けるところが良いです。
LPのライナーノーツを引用すると、
「ウィントン・ケリーは、もともと、リラックスした、歌にあふれたプレイを得意とするピアニストであり、このようなトリオの形において、彼の本領が発揮されるのである。彼は黒人であり、ファンキーなフィーリングもそなえてはいるが、決してオーバー・ファンクにはならず、さわやかで、リリカルな味を持っている点が、特色でもあり、魅力でもある」と。

ビル・エバンスやキース・ジャレットもお気に入りですが、美しく繊細でありストイックなところがあって、時として神経質であり、演奏にのめり込む姿についていけないときがあります。

Kelly_at_midnight SMJ-7514(SVEJ-7003) Vee Jay(発売元日本ビクター)
「ケリー・アット・ミッドナイト」 1960
ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(dr)
A面
 1.テンペランス Temperance (W.Kelly)
 2.ウィアード・ララバイ Weird Lullaby (B.Gonzales)
B面
 1.オン・ステージ On Stage (R.Stevenson)
 2.スケイティン Skatin' (R.Stevenson)
 3.ポット・ラック Pot Luck (W.Kelly)

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2008年9月 1日 (月)

LPレコード その2

アナログレコードを真空管アンプで聴く、という2年越しの計画を実行できて、このところ仕事で追い詰められた精神状態も少し癒されています。こうして夜中にひとりレコード聴きながらブログを書くというのが、とてもよい気晴らしになっています。

Dscf1868 今日はJAZZ。

上段左から、言わずと知れた名盤中の名盤、オスカー・ピーターソンのWE GET REQUEST、邦題はプリーズ・リクエスト。最初に買ったピアノ・トリオのJAZZレコードがこれ。このレコードからスイングという言葉を知りました。改めてLPとCDを聞き比べてみると、LPの方がダイナミックレンジが広く感じます。

上段真中は、オスカー・ピーターソントリオ+ミルト・ジャクソンのVERY TALL。このアルバムはCDでは持っていませんが、かなり良いです。1961年の録音。

上段右はMJQのラスト・コンサート。ライナーノーツには、「昨年(1974年)の11月24日、ニューヨークのリンカーン・センターにあるアベリー・フィッシャーズ・ホールに於いて、20年以上の長い期間にわたり数あるジャズ・グループ中の王座に君臨してきた不朽の名コンボ、MJQのさよならコンサートが開催されたのだった。」とある。そのときのライブ録音がレコード化されたもの。お馴染みの「朝日のごとくさわやかに」から2枚全14曲を収めています。

下段は3枚ともマイルス。ウオーター・ベイビーズ、IN PERSON、MY FUNNY VALENTINE。マイルスは余り聴き込んでいないのでどれがどうというコメントは無いですが、レッド・ガーランドものとは明らかに違っています。どれも聴くほどに引き込まれてしまいそうな。

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2008年8月28日 (木)

LPレコード その1

この夏休みに実家から持ち帰ったLPレコードにすっかりハマってます。

高校~大学時代に買って良く聴いていたレコードなので懐かしいということもありますが、何よりその音はCDには無い味があります。

SANSUI AU-D607F EXTRAのSP出力からではなく、ソース出力から真空管プリのSV-3に繋いで、そこから6L6GC/EL34-PPアンプ経由(出力管は7581A)でSP出力をしてみました。
607のSP出力でも十分ですが、真空管アンプ経由だとさらに音に余韻と深みが加わり、とても気持ちよく聴けます。ソースによって出力経路を変えてみるのも楽しみになりました。

Dscf1866 持ち帰ったLPレコードです。
上の3枚はLinda Rnstadt。高校時代、リンダの歌声とルックスにイカレテました。特に右端の1枚はターンテーブルに乗せっぱなし状態で毎日聴いてたのでした。まだあどけなさと田舎臭さの残るカントリーフォーク調の曲が多くイーグルスのバックもいいし、このアルバムがベストと思います。

下の2枚はブルース・スプリングスティーン。なに言ってんだか聞き取れないですが、80年代の代表作ということで。

Dscf1867 次は、上の左2枚がライクーダー、BorderLineとJAZZ。チキン・スキン・ミュージックも持っていた筈ですが、持って帰るの忘れたようです。

上段右端はRita CoolidgeのAnytime Anywhere。歌上手い。曲良し。

下の2枚は杯盤だそうでCDでも無いそうですが、80年代の日本のJAZZフュージョンバンドのカーティス・クリーク・バンドとネイティブ・サン。
カーティス・クリーク・バンドのスピリッツというアルバムですが、アウトドアとか旅情を感じさせるハーモニカで、カセットテープに録音して旅行にはよく持って行ってました。

ネイティブ・サンのはリゾートというアルバム。ネイティブ・サンは1枚目の「ネイティブ・サン」と「サバンナ・ホットライン」というのがCMにも使われて有名です。どれをとっても陽気で明るい曲。カーティス・クリーク・バンドにしてもそうですが、80年代初頭の時代はアメリカに傾注していたところはありましたが、とにかく明るい音楽に満ちていた時代だったのかもしれません。

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2008年8月26日 (火)

アナログ化計画

かねてから、真空管アンプにはCDではなくてLPレコードすなわちアナログがお似合いであろうとイメージしていたのですが、なかなか実現に至らずアナログ化計画を思い立ってから2年越しになりましたが、ようやく実現にこぎつけることが出来ました。

実家には学生時代に揃えたアンプとターンテーブルとLPレコード30枚程度が約24年間置きっ放しになっていたのですが、今年の夏に実家へ帰ったときに半ば強引に運送屋に頼んで搬送してもらうことにしたのです。

夏休み明けに自宅に梱包が届き、荷を解き仮置きして電源を入れテストしたところ無事に動作したので、一安心。

Dscf1847_2 先ずはアンプの紹介です。

SANSUI AU-D607F EXTRA 1982年製。

PHONO 2系統(MC/MM)、スピーカ出力2系統(A/B/A+B)
出力80W+80W

20年以上放置してあったにしては、何の問題も無く音が出ています。

Dscf1852 次はターンテーブルです。

TRIO KP-700D 1983年製

オートリフト付き

針圧調整が簡単に出来て使いやすいし安定したプレーヤです。当時の人気機種でした。

トーンアームのアルミ部分には少し錆が浮いていますが、機能的には全く正常に動作します。

Dscf1853 続いてカートリッジです。

GRACE(品川無線) F-8M

これも当時のMMカートリッジでは評価も高くロングセラー機種F-8Lの後継機種です。

確か当時オルトフォンとSHURE V15 TypeⅣとこのF-8Mの3本を持っていましたが、結局他のカートリッジは友人に売ってF-8Mだけが残っていました。今にして思えば、TypeⅣは勿体無いことをしたと思います。

それにしても当時のオーディオ機器は出来が良いなあと関心します。細部に亘るまで手抜きが無く丁寧に作られているからこそ、20年以上を経てもガタが来ずしっかりと当時の性能を発揮できるのでしょう。

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