その8 2006年8月
SV-9Tのキットが届いてから3日目。仕事の帰りに秋葉原へ寄ることができたので、道具屋を物色し、ワイヤーストリッパーを購入。ニッパーでリード線の皮を剥くよりこの方がやり易い。それと予備の線材を買っておこうと思い、ラジオセンターを見て回りました。ここではガラスチューブを1本購入。それから中央通りを渡ってラジオデパートへ。ここでも道具屋を物色しましたが、何も買わずにラジオデパートの向かいにあるオヤイデ電気で店のオヤジさんに、真空管アンプの内部配線用の線材でお勧めはと聞くと、テフロン線が良いと勧められ、今後完全自作することも考え、奮発してメータ350円の3色(赤白黒)を各3メータ購入。オヤジさんは台の上に貼り付けてあるメジャーに線をあてがい、かなり大雑把に3メータとおまけ50cm位を切り取って包んでくれました。
取り敢えず目的は達したので、帰路に。
帰宅後、この日も寝る前の2時間だけの作業。重量のあるトランスは後回しにして先ずシャーシへのスイッチ、ソケット、ラグ等の取り付けから。組立図と部品表を見ながら特に注意を払ったのが、ビスの長さを間違えないようにすることでした。
予定の2時間一杯を使ってようやく上部シャーシの部品取り付けが完了しました。
翌日、引き続き電源部の組立作業を実施。電源トランスはRコア型という平たい形をしたトランスで、これにシールド版をトランスを包み込むように取り付けるようになっています。シャーシが小さく、ビス止めの時は指が入らないのでラジペンでナットを挟み込んで取り付ける必要がありました。次はブリッジ(ダイオード)の取り付け。3mmのビスでシャーシに取り付けるのですが極性があるので何度も確認しました。
ここらあたりから、回路図と配線図を見ながらの作業となってきます。取り敢えず、電源部のラグにCRとスパークキラーを並べ、足の長さを目測して位置決めしてから半田付け。出来たところで回路図と配線図を再確認。
「ここがチョークへ、ここがB電源へ、ここがアースラインで、この線がヒータ」
などとブツブツ言いながら配線図にマーカをつけていきます。
そして週末。土曜日は午前中家族みんなで近所のスーパーへ買い物へ。100円ショップで子供のお絵かき帳などを買ったついでに、自分はメンディングテープを購入。
午後はリビングのコタツ机の上に工具類とSV-9Tの作りかけのシャーシと部品を広げ、製作の続きをすることに。キットに入っていた線材はヒータラインが細めのテフロン線でその他は太目のビニル線が入っていました。この太いビニル線で結線を行うとかなりごちゃごちゃになりそうだったので、要所にオヤイデで買っておいたテフロン線を使用することにしました。
線材の配線が一通り出来たところで、次はいよいよCRの取り付けです。カラー抵抗はダンボールの切れ端にメンディングテープで貼り付けて抵抗値を書き込んでおきました。
「えーっと、赤いニンジン、黒い礼服、茶飲みで一杯、は2、0、1で200Ω。赤黒赤は2K、これは青二才の6でなし、ハイヤー、茶飲みで一杯だから680Ωだイェー!」
などとラップ風にリズムをつけてブツブツ。小学生の時覚えた語呂合わせを覚えていたので自分でも驚きながらも懐かしくなったのでした。
黒い礼(0)服、茶飲みで1杯、赤い2ンジン、第(橙)3の男、岸(黄4)恵子、緑5、青二才の6デナシ、紫ヒチ(7)部、ハイヤー(灰8)、9は、。。。何だっけ?白熊(9)?白9のガマ?
半田ごてセットについていた引っ掻き棒は、CRの足を導いて線材が立体交差した間を通してラグにひっかけたり、棒の丸みでCRの足を曲げたりと大活躍でした。これがないと狭すぎて指先だけではとても無理だったでしょう。
4時間ほどぶっ通しでひたすら配線作業を続け、ようやく全ての配線が完了しました。ここで一息いれた後、喜ぶのは後にして一旦机の上を掃除してシャーシ内部の線材の切れ端や半田かすを取り除き、入念に配線チェックをしました。半田付けの甘い箇所を2、3やり直しましたが、配線ミスはなさそうです。ここで直ぐに通電テストといきたいところですが、念のため頭を冷やしてからにしようと思い、続きは夜ということに。
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